ライト兄弟
ライト兄弟の成功要因は動力飛行への情熱があったことが重要なんだろうけど、それ以外の点をwikipedia、ライト兄弟の秘密などから抜粋する。
- 製作技術の基礎があった
機械いじりが好きで自転車屋を2人で経営していたため、製作技術を持っていた。
- 先人から学んだ
ドイツの飛行実験家オットー・リリエンタールの滑空実験データ、揚力表、当時の飛行機開発の最先端を行っていたサミュエル・ラングレー教授の研究資料など、過去の研究家たちが残した資料から多くを学んでいた。
- 先人のデータを疑った
参考書通りに作ったグラインダーがうまく飛ばないことから、過去の資料があてにならないことを悟った。
- 操縦がうまかった
グライダーによる実験の回数もリリエンタールらに比べてはるかに上回り、多くの実験データを収集すると共に飛行技術を身につけることができた。
- 科学的な手法
風洞実験
- 大量の試作
揚力係数はサイズに依存しないので模型サイズでよく、200種類以上の翼型をテストしデータを取得できた。風洞実験とこの試作が大きく研究を前進させた。
- テストをしながら組み立てるプロセス
エンジニアらしい。
- 2人だった
2人だから仕事が捗ったり、心強いという当然の効果に加え、ラバーダッキング効果や簡単に諦めなくなるという効果もあったと思う。
ライト兄弟は技術者であり科学者でもあったんですね。